提携先の解体屋さんから古材の評価をしてほしいと依頼があり

現地確認に伺いました。

雪深い山岳地域の古民家です。築100年以上とのこと。

屋根の構造体からやりかえされたのか瓦も含めしっかりしていました。

表玄関の小口縁は割れもなくかなり厚いケヤキで再利用としての

用途は幅広いですね。

広間には8寸のケヤキの柱と1尺3寸の差鴨居で組まれています。

よく見るとかなり部屋が傾いた状態でした。

良ければ手解体してこの部屋の構造体の再利用をしたいところですが、

傾きの状態がひどくかなり手間がかかる感じです。

施主は近くで新築される計画ですが、本当はそこに再利用されるのが

一番良いと思います。

今回はいろんな事情もあり、古材の評価・買取は遠慮させていただきました。