先代の想いを、家族の思い出を。
「枠の内」とは、砺波・射水地方に多く見られる架構構造で、金物を一切使用せずに組み上げられたものをいいます。家格の象徴とされてきました。総ケヤキが最も価値が高く、その他にスギやアテ・マツなどが使われ、見える部分には、すべてウルシ塗りです。
家格の象徴「枠の内」の家
上大黒柱と下大黒柱にウシバリという太い横梁を架け、この上に梁間物(ハリマモン)という縦梁が直交しています。柱と柱の間は、平物(ヒラモン)と呼ばれる背の高い差鴨居(サシガモイ)で結ばれます。平物(ヒラモン)の背丈は1尺(30cm)以上で、広いものでは2尺(60cm)あるものも。平物(ヒラモン)の上から天井まで2枚の広い貫で固め、その間を白壁とし、このような枠組構造を「枠の内」と呼んでいます。
Kozai Works
家族全員が集う
「枠の内」「蔵」価値あるご家族のための家。
「枠の内」は広めのリビングとして再生、家族全員が集うやすらぎ空間として生まれ変わりました。
施工事例 富山県砺波市Y様邸
四姉妹の想いで
再生した築140年の「枠の内」の家。
四人姉妹の希望で、築140年の古民家の枠の内を再利用して新築しました。
施工事例 石川県羽咋市M様邸
先代の想いが生き続ける家。
OPEN HOUSE 体感ハウスへ行こう!K’s house
「枠の内」だけをとってみても、
主要材料が全てケヤキで組まれたもの、
100年近く経っていても全く問題のないもの、
3段のセイロ組みで構成されている吹き抜け部分があるような、変則的な組み方のもの、
材質はケヤキではないが、差し鴨居の背が1尺4寸(約42cm)もあるもの・・・と、形態は様々で、
このような古材を単に解体処分するにはあまりにも、もったいないものです。
加藤製材所の体感ハウスとなっているK’s house(ケーズハウス)のリビングは、旧住まいの広間を移築再生しています。この広間は正式な「枠の内」ではありません。しかし、先代が想いを込めて造った大切な広間を再利用し、リビングへと生まれ変わりました。
生け取りした古材を新築などに再利用できれば、更に生き続けることとなり、こだわって造られた想いや、その想いを無駄にしたくないという気持ちが報われると信じています。
加藤製材所では、様々な古材活用事例があります。古民家住宅から住宅・店舗への古材活用まで古材に関する住宅・店舗のご相談ならお気軽にどうぞ。
体感ハウスへ行こう!K’s house
OPEN HOUSE 素足 × 古材
北陸の風土を知り尽くしたテクノロジーとデザイン設計の体感ハウスにお越し下さい!事前予約でいつでも「素足で暮らす家」をご体感いただけます。
夏さわやかで、冬あったかい、住み心地の良い「家族のための家」「本当にいい家」「人々が幸せになれる家」を実現します。
住宅・店舗のご相談ならお気軽にどうぞ。
OPEN HOUSE 素足 × 古材 「体感ハウスへ行こう!」K’s house