延べで100坪の築40年の住まいを建替えて、夫婦だけのこじんまりとした住まいに

したいということで、古材の買取に関するご相談がありました。

小屋裏の梁には建築した年月日や棟梁の名前が墨書きされています。

昭和50年でかかれていますので築40年です。6間通しの見事な大梁です。

2階部分を必要に応じて造作できるように漆塗りの柱が何本も

建てられていました。

また、帯戸が2階の一角にありましたが、割れがほとんどなくきれいですね。

変わったところで帯状のムクの化粧材が取付けられていました。

工法としては在来工法であり、特に古材として買取できる対象は少ない状況です。

施主としては100坪の住宅を維持するには大変であり、解体したいとのこと。

手入れすれば全く問題ない建物ですが、もったいないことです。

しかし、このようなケースは結構ありますね。