枠の内を新築住宅に使いたいというご依頼を受けてから半年ぐらいかけて
やりとりして昨年の年末に枠の内を富山の元請けである建築屋さんへ
搬入しました。
その住宅が完成して完成見学会にご招待いただきました。
その際に是非持ち主であった方にも見て頂きたいとのご希望があり
問合せをしたところその方もぜひ見たいとのことでした。
双方とも意気投合でした。
この枠の内はおおよそ100年程度経過していますが、この家で新たに息づくことになります。
このように古民家が再生できなくてもその一部が再利用されていくことが大切であり、昔は
古材の再利用が当たり前でした。
今後もこのような形で富山の古民家や古材が生き続けていけばよいと思います。