築150年と聞いてどういう古民家か楽しみに伺いました。
間口が狭く奥が深い町家特有の敷地の中で、住宅が2棟と蔵がありました。
通りに面した住宅はその年数を感じさせるものでした。
小屋裏の梁組が芸術的です。
手斧で削った跡がいいですね。
雨漏れの跡もなく、まだまだ十分構造材として耐える状態です。
和室の天井です。杉皮と竹で作られ、趣がありますね。
そこの床の間ですが、変わった床板が使われていました。
その古民家の奥に蔵がありました。
格子の蔵戸がいいですね。
蔵の棟木はしっかりしたケヤキ材です。
年数を感じさせない状態で、まだまだ使えそうです。
今後は解体も含めて検討されたいようですが、もったいないですね。
解体費用を今後見積もりして、古材の買い取りも併せて提示する予定です。
記 片岡